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胃腸科

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胃腸科

胃腸科では、胃内視鏡検査(胃カメラ)、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)、超音波検査(エコー)等を使って胃がんや大腸がん、胃・十二指腸潰瘍、肝疾患(肝がん、肝硬変)等の診断を正確に行っています。

◆適応症例◆
腹痛、胃痛、血便、下痢、吐血、下血(黒色タール便)、便秘、 逆流性食道炎胃炎機能性ディスペプシア 胃腸炎胃潰瘍・十二指腸潰瘍ピロリ菌感染症胃ポリープ胃がん大腸ポリープ大腸がん、大腸憩室炎、潰瘍性大腸炎クローン病虚血性腸炎過敏性腸症候群、脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝のう胞、肝血管腫、肝がん・胆のう結石胆のう炎胆のうポリープ胆のうがん、膵炎、膵臓がん  など

逆流性食道炎

胃酸や十二指腸液が食道内に逆流して、食道粘膜に炎症を起こす病気です。食道下部括約筋がゆるむことで逆流が起こります。原因は、姿勢、食べ過ぎ、肥満、加齢などがあります。症状は胸焼け、呑酸、喉の違和感、胸の痛みなどです。診断は主に内視鏡検査で行います。
治療は、症状が強いときは刺激物を避けて、過食を控えます。おもな治療は薬物治療で胃酸を抑える薬であるプロトンポンプ阻害薬(PPI)を内服します。また上部消化管の蠕動を改善する薬も有効です。

慢性胃炎

胃の炎症が長期化することで、胃の粘膜が荒れて萎縮した状態です。今までは加齢に伴う変化と思われていましたが、1982年にピロリ菌が発見されてから慢性胃炎の大半はピロリ菌が原因であることがわかりました。
症状は、ほとんどない方もいますが、多く見られる症状は胃もたれなどの不快感、食欲不振、膨満感、まどです。他に吐き気、腹痛などがあります。
胃内視鏡検査にて診断します。萎縮のある胃は、粘膜の表面に凹凸がが目立ち血管が透けて見えます。萎縮性胃炎は、悪化すると腸上皮化生となり胃がんのリスクが高い状態を引き起こします。その萎縮性胃炎の主な原因がピロリ菌です。
萎縮が原因のため治療法は対症療法となります。胃のもたれ、不快感のある方は、胃の運動改善薬や胃粘膜保護薬を内服します。吐き気や腹痛が強い方は、胃酸の分泌抑制する薬を飲みます。また、ピロリ菌に感染が確認されれば、除菌することで症状が改善することもあります。

胃腸炎

嘔吐・下痢・腹痛といった症状が急におこる病気です。
ウィルスや細菌などによって引き起こされます。嘔気・嘔吐または下痢のどちらかの症状しか出ない場合や両方の症状があるときがあります。潜伏期間はおよそ1-3日です。数日で改善するものから1週間程度かかるものがあります。
感染経路は、病原体がついた手で口に触れたり、細菌やウイルスで汚染された食べ物や飲み物を摂取することで感染します。
症状は嘔気・嘔吐、下痢、腹痛が主なものです。発熱、血便などを伴う場合もあります。症状の強さには個人差があり、ウィルスや細菌の種類、毒素の量によって異なります。
下痢や嘔吐が続く場合、脱水状態や電解質の喪失状態となるため、スポーツドリンクなどの水分摂取が重要となります。嘔吐が強く口から水分が取れない時は点滴加療が必要です。

機能性ディスペプシア

内視鏡などの検査で異常が見つからないのに、胃痛・胃もたれや食後すぐの満腹感(早期膨満感)が繰り返しおこる病気です。
原因は胃の運動障害やストレスといわれています。
治療は内服薬の摂取です。酸分泌抑制薬、消化管運動機能改善薬、抗不安薬・抗うつ薬、漢方薬があります。

胃潰瘍炎・十二指腸潰瘍

日常のストレス、タバコ、暴飲暴食、痛み止めの内服、ピロリ菌感染などが原因でおこる腹痛です。潰瘍とは胃酸などで胃の粘膜やその下の層が溶かされて、掘れてしまった状態です。腹痛が主な症状ですが、嘔気・嘔吐、食欲不振、吐血、黒色便を認めます。出血したときに、黒い便が出ます。
検査は内視鏡で行います。中にはがんと区別しにくい場合があるからです。
治療は、基本的に胃酸の分泌を抑制する薬や胃の粘膜保護をする薬で行います。しかし狭窄や内視鏡で止血できない出血や穿孔では手術が選択される場合があります。また、ピロリ菌が原因の潰瘍の場合、除菌することでほとんど再発しなくなることがわかっています。

胃ポリープ

胃の粘膜にできたイボ状のでっぱりを胃ポリープと呼びます。
胃ポリープは、胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、腺腫性ポリープと3種類あります。このうち、特に注意が必要なものは腺腫性ポリープです。がん化のリスクが高く、切除の適応となります。1cm以上のポリープは経過観察を行うことが必要です。

胃がん

胃がんとは、胃の壁のもっとも内側の粘膜の細胞が癌化し増殖した腫瘍です。 
原因は、ピロリ菌感染によって胃粘膜が萎縮し腸上皮化生となり、そこに遺伝子異常がおこりがんが発生するといわれています。ピロリ菌の除菌により発生率の減少はします。
胃がんの症状は全くないこともありますが、早期から胃痛、食思不振、胸焼け、黒い便、貧血などがみられることもあります。進行すると体重減少も起こります。
治療法は、早期であれば内視鏡で切除が可能ですが、進行癌では手術が必要となります。
胃の症状が続く場合は、一度胃の検査を受けうることをおすすめします。

大腸ポリープ

大腸粘膜にできた隆起したしこりを大腸ポリープといいます。
腫瘍性と非腫瘍性のポリープに分けられます。腫瘍性ポリープは、腺腫と呼ばれ大きくなればガン化します。そのため、大腸内視鏡で、見つけた場合切除します。(切除方法:大腸内視鏡のポリープ切除にリンクして)
小さいポリープで症状はほとんどありませんが、大きくなると便潜血陽性・下血や血便が見られます。
治療は大腸内視鏡を挿入して内視鏡的大腸ポリープ切除術、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行います。

大腸がん

大腸がんは、ポリープからがんになるものとはじめからがんで発生する平坦型や陥凹型のものがあります。食生活の欧米化のため日本で大腸がんは増加しています。
大腸は、おなかの右下から盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸に分かれますが、大腸がんの70%はS状結腸・直腸に発生します。
症状は、血便・下痢と便秘を繰り返す、便の狭小化、腹痛、腹部腫瘤です。
右側結腸では、便はまだ液体のため症状が出にくく腹部のしこりや貧血で気づかれることがあります。一方左側結腸は、便が硬くなって来るため血便・下痢と便秘を繰り返す・腹痛・腸閉塞や便の狭小化が見られます。
検査には、便潜血反応、注腸検査、大腸内視鏡検査などがおこなわれています。このなかで大腸内視鏡検査がもっとも有用な検査です。
治療法は、内視鏡による切除と手術があります。がんの深さ深い場合は手術が必要です。

潰瘍性大腸炎

いまだに原因は解明されていませんが、遺伝的因子と環境因子が原因となり免疫異常を起こし大腸粘膜にびらんや潰瘍を起こす病気です。直腸から連続性に口側に広がります。主な症状は血便、粘血便・下痢です。
治療は、内服薬にて治療します。5-ASA製剤やステロイド、免疫調整薬、血球成分除去両方が行われます。内科的な治療が困難な場合は手術が行われます。
潰瘍性大腸炎は、難治性で再燃と寛解を繰り返します。また長期の経過の中で大腸がんが発症することがあります。

クローン病

主に若年者にみれらる原因不明の全消化管におこりうる炎症や潰瘍を起こす病気です。特に小腸末端が好発部位で、非連続性に炎症を生じます。症状は腹痛、下痢、血便、体重減少ですが、肛門病変(痔瘻、肛門周囲膿瘍)を合併する場合があります。
完全に治癒することは現在できません。そのため寛解状態を長く維持することが治療の目的です。治療は栄養療法・薬物療法です。潰瘍による狭窄で腸閉塞おこしたりや穿孔・出血を起こした場合外科的治療が必要になります。

虚血性腸炎

大腸の壁に入る血管の末端で血管がつまり腹痛・下血をおこす病気です。
症状は、腹痛・下痢・下血です。冷汗をともなうこともあります。高齢者に多くみられ、基礎疾患がある人がなりやすい病気です。もともと動脈硬化があるところに、便秘などが誘因となり、大腸粘膜への血流が低下し発症します。便秘のひどい女性でも見られることがあります。好発部位はS状結腸と下行結腸です。
診断は、大腸内視鏡検査でおこない、縦走潰瘍を認めることでつきます。治療は安静にして、絶食、輸液、二次感染防止目的で抗生剤投与を行います。

過敏性腸症候群

検査で異常がないのに慢性的な下痢や便秘、腹痛、下腹部の張りをおこす病気です。ストレスが主な原因で、大腸内視鏡で腸管内に異常がないことを確認することが大切です。腸の蠕動異常でおこるため、便の性状によって下痢型、便秘型、交代型などに分けられます。
治療は食事指導・生活習慣の改善、薬物療法、心身医学治療です。

肝血管腫

肝臓にできる良性腫瘍です。肝臓の血管の異常でできる血流が豊富な腫瘍です。良性肝腫瘍の中で最も多い腫瘍です。やや女性に多いといわれています。無症状なことが多く、健康診断の超音波検査、MRI検査、CT検査などで発見されることが多いです。
通常は治療の必要がなく、1年に1回経過観察を行いますが、初めて指摘されたときや確定診断が難しいときは再検査で変化がないか確認します。

胆のう結石

胆のうは、肝臓で作られた胆汁を蓄えて濃縮します。この胆汁中に溶けているコレステロールやビリルビンが様々な原因で結晶となることで石になります。
症状は大半が無症状で、症状が無ければそのまま持ち続けていることが多いです。健康診断の超音波検査やCT検査などではじめて指摘されることが多いようです。しかし石が胆のう管に落ちたり、胆のうの出入り口をふさいだりすると、右季肋部痛(右肋骨の下の痛み)が出現します。これは疝痛と呼ばれる強い痛みで、背中や右肩の痛みを伴うことがあります。また、食後30分から2時間後に右季肋部痛や嘔気・嘔吐起こします。無症状の場合は1年に1回定期的な検査を受けていただければ問題ありません。治療は、症状がある方が対象になります。症状が無くても胆嚢壁の肥厚や胆のうの萎縮、石が充満している機能していない胆のうも手術の対象になります。治療は胆石溶解療法や手術が行われます。手術は基本的に腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われます。

胆のう炎

たん石が胆のう管に落ちたり、胆のうの出入り口をふさいだりして胆汁の流れがせき止められることで胆のうに細菌感染がおこる病気です。右悸肋部痛、発熱、黄疸といった症状が出現します。原因はほとんどが胆石ですが、無石胆嚢炎もあります。胆石は油ものや死亡・コレステロールの多い食事でできやすいため控えることで予防します。胆嚢炎の診断は腹部超音波が有効ですが、その他CTやMRIも行われます。治療法は手術になります。腹腔鏡下胆嚢摘出術を含む胆のう摘出術で、発症早期に手術を行うことが推奨されます。黄疸や全身状態が不良なときは減黄をおこない、全身状態をよくしてから手術となります。

胆のうポリープ

胆のう内腔にできた隆起したしこりです。ほとんど症状はなく健康診断で偶然見つかることが多いです。良性のものがほとんどですが、大きくなるときはがんの可能性があるので手術が必要になります。大きさが5mm以下では1年に1回、5-10mmでは6ヶ月に1回腹部超音波検査を行って経過を見ていきます。10mm以上になるとがんの可能性を考慮して手術を行われます。手術は胆嚢摘出術を行います。

胆のうがん

胆のうにできた悪性腫瘍です。膵・胆管合流異常や10mm以上の胆のうポリ-プ、広基性の病変が胆嚢内にあると胆のうがんの可能性が高く手術が推奨されます。
症状は早期ではほとんどなく、進行すると正中から右悸肋部痛、体重減少、嘔気、黄疸が出現します。検査を超音波検査・CT・MRIなどです。また胆のうがんでは40~60%程度に胆のう結石を合併しているといわれています。
治療は手術になります。早期がんであれば、腹腔鏡手術で胆のう摘出術を行います。進行がんでは拡大胆のう摘出術が行われ、肝臓や膵臓や十二指腸の一部まで同時に切除することもあります。切除範囲は、浸潤がどこまでおよぶかで決まります。